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神谷塾的勉強と受験と子どもの教育
札幌で学習塾を営む神谷が、日々生徒と接しながら考えたことをつづります。  おすすめの勉強法や高校・大学受験、教育全般に関する話題を書いていきます。  ★コメントには必ずお返事します★

プロフィール

神谷英樹

Author:神谷英樹
1962年、愛知県知多郡に生まれる。
1981年、愛知県立半田高校を卒業。
1983年、予定外の2年の浪人生活を終えて北海道大学に入学。
1988年、北海道大学理学部地球物理学科を卒業、地質コンサルタント会社に入社。浦和市(当時)にあった研究所に勤務。
1995年、どうしても北海道に戻りたくなってその会社を退職。札幌市内の学習塾で講師の職を得る。
2001年、独立開業。屋号を神谷塾とする。
家族は妻と大型犬1頭。息子2人は東京在住。趣味は物理と化学と野球とギターとベース。



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『水はなんにも知らないよ』

BTH2621065_1B[1].jpg

本の紹介です。著者は『新しい科学の教科書』執筆代表の左巻健男氏(同志社女子大学教授)。(ディスカヴァー携書、本体1000円)

書名はもちろん『水は答を知っている』を笑い飛ばすもの。カバー折り返しにあるキャッチをそのまま引用させていただきます。

 波動水、
 磁化水、
 マイナスイオン水、
 π(パイ)ウォーター、
 トルマリンを使った水、
 クラスターの小さな水、
 抗酸化性をうたう水……
 世にあふれる“怪しい水ビジネス”を科学の視点で徹底検証!


今日、amazon.com に次のようなレビューを書いて出しましたので、ここでも紹介しておきます。(掲載されるかどうかは4~5日たたないとわかりません)

=====ここから=====

「水に“ありがとう”と言うと美しい結晶ができる」?…馬鹿馬鹿しい。あり得ない。水は人間の言葉を理解したりはしない。多くの人はそう考えるはず。--にもかかわらず少なからぬ大人が騙されてしまうのは、ニセ科学は科学的な用語や雰囲気に粉飾されていて、<科学の理解は浅いが科学的な雰囲気には弱い人>の心理を効果的に突いてくるからだ。

たとえば「波動」という言葉。ニセ科学でいう「波動」はもともと霊能者用語で、「あらゆるものが放射しているとされる何物かであり、霊気のようなもの」。物理学の「波動」とは全く異なるものだが、このような一見“科学的”な用語が散りばめられていると科学に見えてしまうのだ。

科学の常識を活用する能力を「科学リテラシー」というが、ここでは「ニセ科学を見抜く力」と言ってもいい。ニセ科学に騙されて財産や時間や健康を失うのを防ぐには、子どものうちから科学リテラシーを養っておく必要があるだろう。もちろん、大人になってからでも遅くない。怪しい本が売れている一方、科学者の側からの検証や批判はこれまであまりされてこなかった。本書をさきがけに類書が続々と登場するのを期待したい。

なお、ニセ科学に共通するキーワードは「波動」のほか「共鳴」「クラスター」「マイナスイオン」「エネルギー」「活性」「トルマリン」などなど。これらの言葉が出てきたら、それはたぶんインチキである。本書はこの点を明解にしてくれているだけでも一読の価値がある。


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