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神谷塾的勉強と受験と子どもの教育
札幌で学習塾を営む神谷が、日々生徒と接しながら考えたことをつづります。  おすすめの勉強法や高校・大学受験、教育全般に関する話題を書いていきます。  ★コメントには必ずお返事します★

プロフィール

神谷英樹

Author:神谷英樹
1962年、愛知県知多郡に生まれる。
1981年、愛知県立半田高校を卒業。
1983年、予定外の2年の浪人生活を終えて北海道大学に入学。
1988年、北海道大学理学部地球物理学科を卒業、地質コンサルタント会社に入社。浦和市(当時)にあった研究所に勤務。
1995年、どうしても北海道に戻りたくなってその会社を退職。札幌市内の学習塾で講師の職を得る。
2001年、独立開業。屋号を神谷塾とする。
家族は妻と大型犬1頭。息子2人は東京在住。趣味は物理と化学と野球とギターとベース。



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週刊あれこれ(2020.1.27~2.2)

2月1日・2日 中3入試直前講習の第3回。中3生最後の道コン。

某日×数回 中2以下の生徒のご父母と進学相談会。1月道コンの個人成績票と採点済み解答用紙,冬期講習の課題(ワーク)を一緒に見ながら,道コンでの戦いぶりや志望高校などについて,各家庭およそ1時間ずつ話す。後半は学年末テストの準備について。

某日 2019年度分の決算のために帳簿を仕上げる。これさえ済めば決算書は国税庁のHPでおよそ一晩で作ることができる。

某日 松岡亮二『教育格差-階層・地域・学歴』(ちくま新書2019)を読了。新書なのに本文だけで323ページもある大作。第5章までは就学前・小学校・中学校・高校それぞれの時期での格差の実態について,詳細なデータ分析の結果を踏まえて着々と述べられている。第6章から読み始めるのも良いかも知れない。
学力などを基準にして生徒を異なる教育プログラムに振り分けることをトラッキングという。日本の高校教育では高校間に大きな学力格差があるために「学校単位でのトラッキング」が行われている。この振り分けは入試という一見“公平”な制度によるものだが,社会経済的背景により就学前から生じている学力格差が義務教育段階で埋められないため,実は“公平”でもなんでもないことになっている。
私を含めて中学生相手の塾屋というものは高校受験指導を生業としており,学力格差をつけられてしまっている生徒の支援も仕事の一環としているわけだが,これとて「塾に通える」状況にある子に限定してのことである。きっと好ましくはないであろうトラッキングの制度をたぶん助長してしまっているのだろうな--と,ちょっと考え込んでしまった。お薦めです。

某日 映画『ペット・セメタリ-』を観る。久しぶりのホラー。S. キングの小説『ペット・セマタリー』が原作で,1989年の映画のリメイク。
(以下ネタバレを含みます)
ペット墓場の奥の特別なエリアに死んだペットを埋めると蘇る。事故で死んだ娘を失うのが堪えがたくて主人公は娘の遺体をそこに埋めるのだが,蘇った娘は生前とは全く別の殺人鬼になっている。それで母親が殺され,その母親も埋められて蘇り,次は主人公も殺されて埋められて蘇り,最後には幼い長男だけがまともなまま残された。この後どうなる?--というところで物語は終わる。
娘が蘇った後の展開が怖いはずなのだが,その娘が美少女なものだから殺人鬼になってもいまひとつ怖くない。いちばん怖いと思ったのは母親の回想シーンで彼女の姉が死ぬところ。ホラーを観るときは観るのをやめて逃げ出したくなるようなのを期待するのだが,おおむね余裕で観てしまっていた。いい歳になったせいで感受性が鈍ってきたのだろうなあ。



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