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神谷塾的勉強と受験と子どもの教育
札幌で学習塾を営む神谷が、日々生徒と接しながら考えたことをつづります。  おすすめの勉強法や高校・大学受験、教育全般に関する話題を書いていきます。  ★コメントには必ずお返事します★

プロフィール

神谷英樹

Author:神谷英樹
1962年、愛知県知多郡に生まれる。
1981年、愛知県立半田高校を卒業。
1983年、予定外の2年の浪人生活を終えて北海道大学に入学。
1988年、北海道大学理学部地球物理学科を卒業、地質コンサルタント会社に入社。浦和市(当時)にあった研究所に勤務。
1995年、どうしても北海道に戻りたくなってその会社を退職。札幌市内の学習塾で講師の職を得る。
2001年、独立開業。屋号を神谷塾とする。
家族は妻と大型犬1頭。息子2人は東京在住。趣味は物理と化学と野球とギターとベース。



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洋楽のすすめ(14) QUEEN:WE ARE THE CHAMPIONS

(2017年5月10日発行の『神谷塾だより』に掲載したものに加筆しました)

queen

クイーンはロンドン出身の男性4人のロックバンド。デビューは1973年。メンバー名と主な担当は写真右下から反時計回りにフレディ=マーキュリー(リードボーカル)、ブライアン=メイ(ギター)、ジョン=ディーコン(ベース)、ロジャー=テイラー(ドラムス)。'91年にフレディが死去、'97年にはディーコンが引退したが、残った2人がゲストを迎える形で現在も活動中である。

We are the champions は1977年の作品で作詞作曲はフレディ。クイーンの代表曲のひとつで、フレディの傑出した歌唱力とコーラスの美しさに感嘆させられる(YouTubeでアカペラ版を探して聴いてみてほしい)。なお2011年にはイギリスの音楽総合サイトNMEから「音楽史上最も憶えやすいキャッチーな曲」に認定されている。

I've paid my dues  代償を払ってきた
Time after time  何度も何度も
I've done my sentence   罰を受けてもきた
But committed no crime   だが何の罪も犯しちゃいない

And bad mistakes - I've made a few  ひどい失敗も少しはした
I've had my share of sand kicked in my face
      顔に砂を蹴りつけられることもそれなりにあった
But I've come through  でもやり抜いてきた
(And I need to go on, and on, and on, and on)
      進み続けなくてはならないんだ 進む 進む 進むんだ

We are the champions, my friends  我々は勝者だ 友よ
And we'll keep on fighting till the end  最後まで闘い続けるんだ
We are the champions  我々は勝者だ
We are the champions  我々は勝者だ
No time for losers  敗者に構っている暇はない
'Cause we are the champions of the world   世界の勝者なのだから

I've taken my bows   喝采に応えてきた
And my curtain calls  カーテンコールにも
You brought me fame and fortune  僕に名声と富をもたらしてくれたね
and everything that goes with it   それに伴うすべてのことも
I thank you all  皆に感謝しているよ

But it's been no bed of roses   安楽な生活などなかった
No pleasure cruise   愉快な道程でもなかった
I consider it a challenge before the whole human race
      だがこれは挑戦なんだ 全人類が見守る前での
And I ain't gonna lose   負けるつもりはない

 sentence は「刑罰」やその「宣告」。
 commit a crime で「罪を犯す」。
 share は「(仕事などの)割り当て、分担」。 have (人)'s share of … で「その
 人なりの…がある、それなりに…を引き受けている」となる。
 洋楽でよく見かける 'cause は because を簡略にしたもの。
 bow は(「弓」が転じてだと思うが)「お辞儀」。 take (人)'s bow で「(興行・演奏などの終わりに)お辞儀をして拍手喝采に応える」。
 go with … は「…に付随する」とか「…に調和する」。
 a bed of roses は直訳で「薔薇の花壇」。
 pleasure cruise は直訳で「愉快な船旅」。
 これまた洋楽でよく見かける ain't と gonna 。 ain't = am [is, are] not 、 gonna = going to で、⑨= And I am not going to lose となる。 ain't も gonna も先の 'cause も標準語ではないので学校では遣わないこと。

自らの成功への道を歌う驕(おご)った曲…のように思えなくもなく、じっさい発表当時は音楽業界からもファンからも批判があったらしい。しかしフレディは「ファンが気に入ってくれてライブで合唱できるような“参加型”の曲を作りたかった」のだそうだ。また後にギターのメイは「世界中の一人ひとりが勝者だと歌っている」と述べている。

歌えば誰もが歌の主役。すべての人に捧げた応援歌なのである。


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