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神谷塾的勉強と受験と子どもの教育
札幌で学習塾を営む神谷が、日々生徒と接しながら考えたことをつづります。  おすすめの勉強法や高校・大学受験、教育全般に関する話題を書いていきます。  ★コメントには必ずお返事します★

プロフィール

神谷英樹

Author:神谷英樹
1962年、愛知県知多郡に生まれる。
1981年、愛知県立半田高校を卒業。
1983年、予定外の2年の浪人生活を終えて北海道大学に入学。
1988年、北海道大学理学部地球物理学科を卒業、地質コンサルタント会社に入社。浦和市(当時)にあった研究所に勤務。
1995年、どうしても北海道に戻りたくなってその会社を退職。札幌市内の学習塾で講師の職を得る。
2001年、独立開業。屋号を神谷塾とする。
家族は妻と大型犬1頭。息子2人は東京在住。趣味は物理と化学と野球とギターとベース。



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2月1日~2月15日

某日 中2・中1生のご父母との相談会がおおむね終わり、今度は小6生のご父母と、中学部への移行のことも含めた面談。

某日 「午前10時の映画祭」『スティング』を観る。この日まであまり考えたことがなかったが表題「スティング」は劇中の最終章の題であって「とどめの一撃」という和訳がついている。英単語stingは昆虫の針、針で刺すこと、またはその痛み、とかいう意味のようだが、映画に即して意味をとれば「騙す」であろうか。なんにしても、ポール=ニューマンとロバート=レッドフォードが出ていること以外映画の中身を知らずにいた私には、“The Entertainer”がこの映画の主題曲?だと知った頃から「stingって何?」とずっと謎だったのである。謎が解けるまで長かったこと(笑)
 舞台は1936年の、ギャングと賭博と詐欺の街・シカゴ。高層ビルが立ち並び、鉄道が走り、車も走り、ファストフード店らしきものもあって、飛行機が飛んでないのを除けば現代アメリカの原形はすでにあったといえそう。アメリカ公開は1973年で、ニューマンは48歳、レッドフォードは37歳。この2人を劇場で見るのは私はたぶん初めてである。噂には聞いていたがなるほどレッドフォードは男前だ。今で言うイケメン。身長があまりないのがすぐにわかったが、その不利を補って余りある美貌に感心してしまった。ニューマンは詐欺師グループのリーダーとして風格も貫禄も十分で、しかもアメリカ人的な粋?を凝縮したような男ぶり。ちょうど今の私と同い年なのだが、比較するのが虚しいほど格好いい。
 物語がうまく構成されていて最後には大ドンデン返しがあり、娯楽大作と言われるだけあって実に面白かった。外国映画というと現在の私はSFとかパニックとかホラーばかりになってしまうのだが、特撮もCGもない、役者の演技をしっかり見せる映画というのも良いなあと感じたものである。

某日 「午前10時の映画祭」で『明日に向かって撃て!』を観る。『スティング』に続いてP.ニューマンとR.レッドフォードのコンビが主演。というか、こちらのほうが製作は早くてアメリカ公開は1969年で、レッドフォードの実質デビュー作とのこと。
 実在する銀行強盗(列車強盗も)をモデルにした話。前半はいわゆる西部劇的で、アメリカの広大な原野や丘陵地帯を劇場のスクリーンで見られるのが楽しい。後半はボリビアに場所を移してまたもや銀行強盗を続ける。強盗したり逃げたり、が繰り返されて話が単調といえば単調か。スペイン語の部分には字幕がついてなくて「セニョール」と「ディアス」くらいしかわからず(笑)、なんとなく推測して見ていくしかなかった。鑑賞上とくに問題はなかったが、昔のロードショーでも英語の字幕さえなかったのだろうか。アメリカの観客だってスペイン語の部分は字幕が欲しかっただろうに。
 主題歌は「雨に濡れても」。なお、ボリビアでの最初のシーンでは当時珍しかったであろうアルパカが2,3頭出ていた。

某日 堤未果『ルポ 貧困大国アメリカ』(岩波新書、2008、207頁)を読む。貧困が肥満児を生む構造に始まり、貧困のため軍隊に入るほか生きる手段をなくした人々などの凄まじい状況が淡々と描かれている。アメリカ追随の政府をいただく日本人としては他人事ではなく、非常に怖い読み物である。民間会社が軍隊を経営するシステムは映画で見たことがあるが、現実にそうなっているとは知らず、またそれがハリバートンという、自分が地質調査の技術屋だったころよく見知った名前の石油会社の関連企業であることにもちょっと衝撃を受ける。

某日 仕事用のズボンが傷んできたので新調する。ズボンの買い物は裾合わせが大儀なのと、サイズが変わっているのではないかという不安(笑)もあってなかなか気が進まなかった。この日にやっと出かけると、売り場のお姉さんが親切に対応してくれて、しかもサイズは数年前と変わっていなかった。やれやれ。

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