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神谷塾的勉強と受験と子どもの教育
札幌で学習塾を営む神谷が、日々生徒と接しながら考えたことをつづります。  おすすめの勉強法や高校・大学受験、教育全般に関する話題を書いていきます。  ★コメントには必ずお返事します★

プロフィール

神谷英樹

Author:神谷英樹
1962年、愛知県知多郡に生まれる。
1981年、愛知県立半田高校を卒業。
1983年、予定外の2年の浪人生活を終えて北海道大学に入学。
1988年、北海道大学理学部地球物理学科を卒業、地質コンサルタント会社に入社。浦和市(当時)にあった研究所に勤務。
1995年、どうしても北海道に戻りたくなってその会社を退職。札幌市内の学習塾で講師の職を得る。
2001年、独立開業。屋号を神谷塾とする。
家族は妻と大型犬1頭。息子2人は東京と大津に在住。趣味は物理と化学と野球とギターとベース。



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低温やけど

今年の正月は珍しく帰省しないことにしました。それでも「非日常」が欲しいといいますか、札幌を少し“脱出”しようということで、層雲峡温泉に一泊してきたのです。往復の運転で疲れ果てて帰ってきた夜、家の中があまりに寒いので布団に湯タンポを入れて寝ることにしました。温まった布団でぐっすり眠り、快適な目覚めをするはずでしたが、まだ外はしっかり暗いうちに痛みで目が覚めました。そのときにはすでに手遅れ。寝相が悪くてはだけた足許に湯タンポが当たっていたのでしょう、左脚の脛のところに親指大の水ぶくれができていました。

湯タンポは布で包んでありましたが、布の上からでも「うわー温かい」と感動するくらいの温度でしたから、皮膚に長時間当てていればやけどにもなろうというものです。ただ、これまでも湯タンポは使っていましたし、やけどをしたことなどなかったものですから、全くの無防備といいますか何も考えていませんでした(笑)。今思えば、布団が温まった時点で湯タンポを外に出しておけばよかったのです。

やけどで水ぶくれを作ったことはこれまでにもありましたので、焼いた針で小穴を開けて中の液体を出し--そこで医者にかかればよかったのでしょうが--表面のやけどでそうしているように、ワセリンを塗ってラップでくるんでそのまま生活していました。そうしたら、治らないうえに雑菌が入って化膿。

こうなると、あとは抗生物質入りの薬を塗りつつ通気のよい絆創膏で覆って組織の再生を待つしかないようです(薬屋の薬剤師さんの話)。で、やけどをしたのが1月4日なのですが、2月8日現在まだ治りません。そこにはカサブタ様のものができてはいますし、ときどき(回復の兆しか)痒いのですが、あまり進展はありません。まあ、周囲にも内部にも痛みはなく、生活や仕事に不自由はないので、気長に治癒を待とうと思います。

さて、折しも1月25日付の『北海道新聞』に「低温やけど気をつけて」という記事が出ていましたので興味深く読んだらびっくり。治癒には1か月から2か月もかかるし、「ダメージが筋肉にまで及べば、最悪の場合、脚を切断せざるを得なくなることもある」のだそうです。これはタイヘンだ。非常にやばかった。

記事によりますと、やけどの程度は <接触時間×温度> で決まるそうです(「温度」とは「体温との温度差」でしょうか)。皮膚が赤くなる程度の「1度」、皮膚に水ぶくれができる「浅達性2度」、皮膚表面の下にある真皮組織までダメージが及ぶ「深達性2度」、その下の脂肪や筋肉にまで達する「3度」に分けられますが、低温やけどはたいてい3度まで進んでしまっていることが多い。治癒に時間がかかるうえ、深達性2度以上では治っても痕が残るそうです。(私がそうでしたが)ちょっとしたやけどと思って素人考えで放置せず、早めに形成外科か、なければ皮膚科か外科を早めに受診したほうが良いとのこと。また、低温やけどは湯タンポばかりでなく、 使い捨てカイロを皮膚に直貼りしたり、ファンヒーターの前で眠ってしまったり しても起きるとのこと。

ところで、熱い金属に触れたときなどにももちろんやけどをしますが、温度が高い一方接触時間が短いので <接触時間×温度> の値は小さく、ダメージは表面的なもので済むことが多い。それは中2理科で学習する 反射 のおかげです。「熱いぜ」という信号が脳に届いてから「では離れよ」という命令を出していたのでは手遅れになるので、足なら腰のあたりでしょうか、脊髄が「離れよ」という命令を出します。あとで脳にも信号が届いて「熱い」という感覚は生じますが、そのときにはもう身体は離れていてほぼ無事です。低温やけどの場合は、その温度は少しの時間ならむしろ快適なのですから、反射が起こりようもありません。ぐっすり眠ってしまえばそのままアウトであります。

なお、「水ぶくれ」(水疱)について Wikipedia で調べてみたところ、内容物は「血清、フィブリン、細胞成分など」であるそうです。血清とは血液が凝固して上澄みにできる淡黄色の液体成分で、血液の液体成分(血漿)そのものではないが、それに近いもの。フィブリンとは血液の凝固に関わる繊維状のタンパク質で、血小板とともに血球をくるみこんで血餅(けっぺい)となって止血のはたらきをします。私が今回つくったやつは、「弛緩性水疱」と呼ばれる、水疱膜が薄くすぐ破れるタイプでした。これは表皮内など浅いところに出現するそうですので、やけどの深さもそのくらいでしょうか。それにしても治らないなあ。

まだまだ寒い日が続きます。皆様どうぞご注意を。




1月のあれこれ

12日(木) 中学部の冬期講習が終了。風邪も引かず、ノドが嗄れることもなく(口の筋肉がバテたのは仕方がないとして)、中3の講義もおおむね想定通りのスケジュールで進めることができた。上出来であろう。

22日(日) 毎年恒例の「入試直前講習」の第1回。3月4日までの毎週日曜、公立高校入試の形式のテストと解説。毎回自分の弱点=課題が見つかるうえ、その日のうちに道コン換算SSが出るので、自分の調子の浮き沈みというものがよくわかる。これに毎週しっかり喰らいついて来さえすれば、本番ではまず失敗しない。全7回。

14日(土) 理科講座の第26回。
【中1化学】物質の状態変化
【中2化学】化学変化の法則(1)

21日(土) 理科講座の第27回。
【中1化学】水溶液(1):水溶液とは
【中2化学】化学変化の法則(2)

28日(土) 理科講座の第28回。
【中1化学】水溶液(2):いろいろな水溶液/実験の基本操作
【中2地学】日本の天気/大気と海洋
本年度の理科講座はこれにて終了。定期テストの期間に入る前に全部終えたのは初めてのことである。

23日(月) 地歴講座の第24回。
【歴史】日清・日露戦争と日本の近代化/第一次世界大戦

30日(月) 地歴講座の第25回。
【歴史】大正デモクラシー/世界恐慌と日本の中国侵略
地歴講座も残すところあと2回。2月中に全部終わる予定。

某日 中2以下の生徒のご父母との進学相談会。一部の中3生のご父母とも今度こそラストの面談。

某日 先月と同じく、朝野球チームの仲間と練習。厳冬期で早朝、練習場は我々が一番乗りということでたいそう寒い。ストーブを点け、最初に30分ほどキャッチボールをするとようやく身体が温まる。前回と同様、交替で守備・打撃の練習。

某日 映画『ゴッドファーザー』を観る(「午前十時の映画祭」)。1972年アメリカ。監督フランシス=フォード=コッポラ、主演マーロン=ブランド、助演アル=パチーノ他。誰でも知っている「愛のテーマ」は『ロミオとジュリエット』と同じニーノ=ロータの作品。子供のころテレビで観たのだが物語についての記憶はおぼろ。ただマフィアの抗争で派手な殺戮のシーンがあったことが印象的だった。この機会を逃すともう死ぬまで観ないと思い「マフィアなるもののお勉強」のつもりで足を運んだら、これがたいそう面白かった。成長したのであろう(笑)
 映画館で得た情報では本作は“難産だった”とのこと。製作前にアメリカマフィアの大ボスが抗議集会を開き、マフィアの息のかかった上院・下院議員から抗議文が届き、爆破予告や銃撃、ロケ地ではデモと大騒ぎだったらしい。プロデューサーがその大ボスと会って「マフィアやそれを思わせる言葉を一切遣わない」などの約束をしたうえ多額の“落とし前”を支払い、ようやく落着。その後はマフィアの態度が一転して協力的になり、独特の銃さばきや服装、立ち振る舞いなどなどの“指導”まであったという。
「ゴッドファーザー」とはマフィアのボスまたはファミリーのトップへの敬称だが、本来はカトリックでの洗礼時の代父(名付け親)という意味。イタリアなどの伝統的なカトリック世界では洗礼時の代父・代母は第二の父母であり、後見人的な存在として生涯にわたり関わりが続いたことに由来しているそうである。(Wikipediaによる)

某日 車の走行距離が123456kmになったので、通行量の少ないところに停車して1枚。100000kmとか111111kmのときには写真を撮り損なったので、今度こそ逃すまいと気を付けていたのである。つぎは222222kmか。
(くだらない話題ですみません)