神谷塾的勉強と受験と子どもの教育
札幌で学習塾を営む神谷が、日々生徒と接しながら考えたことをつづります。おすすめの勉強法や高校・大学受験、教育全般に関する話題を書いていきます。★コメントには必ずお返事します★

プロフィール

神谷英樹

Author:神谷英樹
1962年、愛知県知多郡に生まれる。
1981年、愛知県立半田高校を卒業。
1983年、予定外の2年の浪人生活を終えて、北海道大学に入学。
1988年、北海道大学理学部地球物理学科を卒業、地質コンサルタント会社に入社。浦和市(当時)にあった研究所に勤務。
1995年、どうしても北海道に戻りたくなってその会社を退職。札幌市内の学習塾で講師の職を得る。
2001年、独立開業。屋号を神谷塾とする。
2004年、『新しい科学の教科書』(文一総合出版)の検討委員。
現在、妻と息子2人(小6と小4)との4人家族。ほかに巨大犬が1頭。



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湯川&朝永展

午前の用事があっけなく片づいたので、

「湯川秀樹&朝永振一郎 生誕百年記念展」(詳細はこちら

を見に、北大総合博物館へ行ってきました。たまに北大へ出かけることがあっても、今日のようなすばらしい晴天の日は珍しい。構内を散策するには絶好の日よりでした。

湯川・朝永は同じ1907年の生まれ。旧制三高〜京大理学部も同期なら、京大の無給副手になったのも同年。その後はそれぞれ別に職を得ますが、他の物理仲間と一緒にずっと量子力学の勉強会を続けていきます。ノーベル賞受賞はぐっと隔たって、湯川が1949年、朝永が1965年。受賞理由も、湯川が中間子の存在の<予言>、朝永が量子電気力学の<構築>と、対照的です。

(両博士を呼び捨てにするのは不遜な気がしないでもないですが、亡くなった偉人はおおむね神格化して呼び捨てOKになりますよね。シャカとかイエスとか、厩戸とか)

エネルギッシュで天才肌の湯川に対して、朝永は緻密で根気強い努力家という印象です。もともと人並み外れた頭脳の持ち主であるのに、苦労続きの青年時代。たいへんだっただろうと思います。仕事は保証されていたし、物理学者は徴兵も免れたのでしょう。でも、成果が上がるまでは、また上がり始めてもなお、量子力学を考え続けなくてはならない。

何を隠そう、私もこのジャンルに挑戦しようと本気で考えた時期があります。最初は大学受験のとき、次は大学の教養部から理学部に移行するときですが、今になって「物理学などに飛び込まなくて、本当に良かった」とつくづく思います(笑)。

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