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使えない英語学習法
英語の予習をしている高2の生徒が頭を抱えているので様子を見に行ったら、シュールレアリズムの画家 ルネ=マグリットの短い伝記の、次の“一文”の和訳を試みているところでした。
Magritte had his first one-man show (consisting of 61 works) in 1927, and the exhibition marked his emergence as a Surrealist, especially the "Lost Jockey", where a person on a horse is trying to escape from a mysterious place where interior and exterior are interwoven.
体裁は一つの文ですが、挿入があったり、関係副詞 where が2度も出てきたり(ひとつは継続用法)と面倒な構造になっています。これを無理やり日本語の一文に訳そうとして彼は苦しんでいたのでした。
英語は後から情報をどんどん付け足していくのに都合のいい言語ですし、英語を読んでいるのですから、前から順に情報を取りこんでいけばいいはずです。これを日本語にしながら読もうとするから余計な労力が要るわけですが、高校の授業では(その効果のほどは置くとして)日本語にするシキタリなので、意味のまとまりで区切って“対応する”日本語に置き換えていければいいのではと思います。生徒たちはよく単語の下に日本語を書き入れているでしょう。あんな感じです。
マグリットは最初の個展を持った 61の作品から成る 1927年に その展示会は印をつけた 彼の誕生を 超現実主義者としての とりわけ「ロスト=ジョッキー」が そこではひとりの人間が馬の上で 脱出しようとしている 不可解な場所から そこは内部と外部が入り組んでいる
日本語の体を成していないながらも、いちおう意味は取れました。さて、高校の授業ではここで止めるわけにはいかないようです。日本語らしくするのはそれなりの日本語力が要る作業で、自信はありませんが、ちょっとやってみましょう。
[続きを読む] テーマ: 英語・英会話学習 - ジャンル:学校・教育
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