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神谷塾的勉強と受験と子どもの教育
札幌で学習塾を営む神谷が、日々生徒と接しながら考えたことをつづります。  おすすめの勉強法や高校・大学受験、教育全般に関する話題を書いていきます。  ★コメントには必ずお返事します★

プロフィール

神谷英樹

Author:神谷英樹
1962年、愛知県知多郡に生まれる。
1981年、愛知県立半田高校を卒業。
1983年、予定外の2年の浪人生活を終えて北海道大学に入学。
1988年、北海道大学理学部地球物理学科を卒業、地質コンサルタント会社に入社。浦和市(当時)にあった研究所に勤務。
1995年、どうしても北海道に戻りたくなってその会社を退職。札幌市内の学習塾で講師の職を得る。
2001年、独立開業。屋号を神谷塾とする。
家族は妻と大型犬1頭。息子2人は東京と名古屋に在住。趣味は物理と化学と野球とギターとベース。



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ペンと記号を追加した

このブログのいちばん最初の記事「ごあいさつ+4種類のペン」で、こんな↓ことを書きました。(2006年6月)

…マルを付けてあげる際のペンですが、「神谷塾式」では4種類用意します。赤色の細いペン赤色の太いペン青色の細いペン青色の太いペン。最初は「赤細」でマルとバツを付け、お子さんが自力で直した2度目は「赤太」でマルとバツ。ヒントを出したあとは「青細」でマルとバツ、それでも解けなかったものには、最後に「青太」でマルを付けます。「赤細」か「赤太」のマルが付いているものは、自力で正解に至ったものですから、まず大丈夫でしょう。「青細」と「青太」のものは、そのときは自力ではよくできなかったものなのですから、あとでしっかり復習したほうがいいですね。


このようにしていましたし、今でも実行していますが、どうも4種類では足りない気がすることも多かったのです。それで、この夏からもう1色増やしました。教わる方も教える方もたいそう苦労した、というようなときに、後で見てすぐわかるように水色のマーカーででかでかとマルをつけることにしました。

もうひとつ、かなり前からずっと考えていた問題があります。個別指導を受けている生徒たちの多くは頻繁にケアレスミスをします。数学で言えばマイナスがなかったり単位を間違えたり。英語なら、筆頭は三単現のsであり、複数形のsであり、母音の前のanであり、クエスチョン=マークであります。英文はしっかり過去形で書いてあるのに現在形で訳してみたりもする。make の過去形が maked などとなっていたりもする。

何でもないことを「あっさり間違える」--と私は言っているのですが--のはいったいなぜなのか。そして、どうしたらこの「あっさりミス」を減らせるだろうか。生徒の出してくるものにマルバツをつけながら、ずいぶん考えました。

「あっさりミス」が発生する原因は、たぶん私や学生スタッフにも、生徒たち自身にも、あるのでしょう。私やスタッフがマルをつけるので、生徒たちは間違っていたら間違っていると教えてもらえる。間違っていたらそれを直してまた出せばいいから、とりあえず出してみればいい--

全部がそうではないとしても、テキトーに答を書いていることは少なくないように思えます。じっさい、最初はノーヒントで返して直させるのですが、間違っていると指摘さえされれば一発で直るのです。それならば、どうして最初から正解を書けないんだ…!

こういう方式でやっている以上は、避けられない現象なのでしょうか。試験ではないのだし、間違っていても実害はありませんが、そういう緩い心構えで勉強していていいとも思えません。

いや、実害はありました。大勢の生徒の「あっさりミス」をずっと見ていると、ああまただ、こいつもだ、このばかたれが…と、だんだんイライラしてくるのです(笑)

試験のような緊張のない状態で「あっさり」間違えていれば、試験の緊張下ではもっととんでもないミスをしそうです。普段はテキトーでも試験のときはちゃんとやれる、というのは、たいていの生徒にとっては当たらないでしょう。

折しも進学相談会のシーズンです。保護者の方にも「あっさりミス」がなくならないことを正直に伝え、解決策を探してるところです…という話をします。結局、本人がイタイ思いをしなければ直らないでしょうね、という点で同意を見て、半ば冗談で2つほどアイディアが出ました。

(1)「あっさりミス」ランキングを教室内に掲示し、時々刻々と更新する。マルバツをつけるたびに「中3Aくん、2つ追加」「中2Bくん、3つ追加」と、全員に聞こえる声で言いながらスコアをつけていく。

これは、ものすごく混んでいた上に「あっさりミス」も多くて疲れはてた日に、本気で実行しようと考えた手です。いくらなんでも陰険に過ぎるかな、と思いとどまったのですが(笑)

(2)ポイント制にして月末ごとに保護者に報告する。「あっさりミス」1回につき平常は1ポイント。道コンなどのときは1回5ポイントとして、<ひと月の間にたまったポイント数×10(円)>をお母さんに払いなさい。というもの。

たいていの子は毎月1000円くらいにはなるはずですよ、と言ったら、ぜひやってくれ!と多くのお母さんから支持をいただきました(笑)

「ポイント制」は私もなかなかいい手だと思ったのですが、記録をする余裕がありません。それで、とりあえず昨日から「あっさりミス」をしたことがあとでわかるように、緑色のマーカーででかでかとと横に書くことにしました。Aは「あっさり」のA。

「これは『あっさりミス』の記号だからね。こんなのを間違ってくれるなよ、という印だと思ってくれ」

そう説明しながら返します。やってみたら、私の感じる限りではなかなかいい具合です。余計な記号が増えて目障りだな…という表情の生徒が多い。嫌なんでしょう(笑)

こんなことで「あっさりミス」が減っていけばいいなと期待はしていますが、さてどうなるでしょうか。

冬期講習が終了

先週の12日(土)で中学生冬期講習の全日程を終えました。今日(14日)から通常の指導に戻っています。

今回の講習は各学年とも初の試みという部分がありました。中3は、これまでなぜか1日2つと決めてしまっていた教科数の縛りを外して1日3~4教科に。中2と中1は、「膨大な予習→長時間の詰め込み授業」というサイクルをやめ、課題は各自のペースで解き、一斉指導は「テストゼミ」にしました。

中2・中1のテストゼミについては、「生徒の現状」がよくつかめたのが収穫でした。彼らも緊張感と集中力をもって取り組めたようですし、テストのあとの解説も迫力のあるものにできた感触があります。しかしながら、テストの反省を活かして課題に精力的に取り組む、という良いサイクルに乗ってくれた生徒ばかりではなかったのがやや計算違い。

テストゼミの目的は、(たぶん)言うまでもなく各生徒の弱点を洗い出すことと、得点力を高めるための実戦的練習です。「北海道学力コンクール」(道コン)と同一形式ではありますが、別に道コンのリハーサルではありません。それでもただのリハーサルになってしまった子もいたような。

道コンで得点を取れるように実力を高めることに意義があるのであって、リハーサルを繰り返すだけでは意味はない。このあたりをもう少し強調するべきだったかも知れません。

中3の講義は、画期的なことに12日のうち10日は予定の箇所まで終了。例年、数学が後ろへずれまくって最後にようやくツジツマを合わせていましたが、今回は2回後ろへずれただけ。精密に計画を立てたのが良かったのでしょう。また、3時間でピタッと終了ではなく、最大30分までの延長時間を“遊び”として設けておいたのもうまく機能しました。中盤で課題の量がヘビーになって生徒には苦しい思いをさせましたが、そこを乗り切ったあと終盤までは平均的に進められました。

私のコンディションも毎回良好。若い頃はよれよれになるほど予習をして本番でテンションが上がらないということが時々ありましたが、このごろは要領が良くなったのか、老獪になったのか(笑)、何をやるかを確認さえしておけばスムーズに講義ができます。

中3の授業は、3時間×12日間+最終日のオマケで

●数学630分(28.1%) ●英語345分(15.4%) ●国語270分(12.1%) 
●理科570分(25.5%) ●社会425分(19.0%)


という内訳。ちなみに昨年の冬期講習は

●数学550分(26.5%) ●英語335分(16.2%) ●国語270分(13.0%) 
●理科490分(23.7%) ●社会425分(20.5%)


でした。数学と理科の時間が増えているのは、12日のうち数学は毎日、理科も8日と回数が多く、さらに毎日延長して良いことにしたからでしょう。

夏期講習07が終了

今年も夏期講習が無事終わりました。

今回の講習を終えての感想は、「口がやたらと疲れた」に尽きます。ふだんは必要なこと以外は喋らないクチなので、講習会だからといって突然喋りまくると口や舌の筋肉やノドが疲労してストライキを起こし、ロレツが回らなくなったり声が涸れたりノドが痛んだりします。が、それにしても今回はいつになく疲れた。それはどうやらSee-beを使っているせいのようです。

ひとりで中学生の5教科をやっている講習会で何が大変かというと、理科や社会の図解やまとめです。そこを楽にすると同時にクオリティを上げるためにSee-beを入れ、大いに活用しているわけですが、手を動かす手間が省けた分、口を酷使することとなりました。

たとえば凸レンズの図解をするとき、チョークで描きながらであれば、一定時間は黙って手を動かすだけになります。つまり、休み休み喋るということが可能。ところがSee-beでは電子ペンの操作一発で欲しい図が出てくるので、口を休ませる時間がありません。操作しながらずーーっと喋っている。なんとなく「See-beに喋らされている」気分になることもありますね。「ああ、これが出てきたらこれを喋らなくては」「これも喋らなくては」と、忙しいことといったらありません。終盤の5日ほどは、筋肉疲労でロレツが回らなくなり、ノドが痛み、口内炎が3つも4つもできてしまって、さんざんでした。熱が出ていたかも知れません。

まあ、See-beの画面に応じて次から次へと途切れることなく喋り続けるだけのネタが頭の中にあり、必要に応じて引き出せるようになってきた、という点では、自分の成長を喜んでいいのかも知れません。


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昔ホームページに書いていたこと

「おろかな日々」的な書き込みもほどほどにしないと、せっかく見に来てくださっている方々に愛想を尽かされてしまうと思い、たまたま昔(2003年ころ)のホームページに書いていた文章を発掘したので、ここにアップしておきます。

現在の方法に至るまでの経緯」という題目です。神谷塾の指導は「フリータイム個別指導」でいこうと開業前から決めていましが、それをどういういきさつで思いついたか、そして「数理講座」と呼んでいる一斉指導はまたどうして始めることにしたのかを綴ったものです。

ちょうど今から6年前、開業に向けて慌ただしい日々を送っていたころのことを思い出しました。
(ではここから--)

◆以前に勤務していた塾で,私(神谷)はおもに中学生の国語・社会・理科の一斉指導を担当していました。毎週講義をして宿題を出すのですが,<成績は良いのになぜだか宿題はしてこない>という生徒が各学年に必ずいました。彼(彼女)は講義後に居残って解くことになるわけですが,実は彼らにとって最も勉強になっていた時間はこの居残りの時間だったようです。自力で解き,答の確認をし,(私は宿題が仕上がるまでその場にいるので)疑問が生じたら質問して解決する。彼らも早く帰りたいので,その集中力は大したものでした。また,講義中でも解けそうだと思えばどんどん自分で解き始める。その問題を解きたいという衝動を抑えるのは生徒にとってマイナスなのでしょうから,私からそれを制することはしませんでした。彼らの多くは高校進学後に得意科目を伸ばしていき,それぞれに充実した勉強ができているようです。

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See-beで初授業

佐鳴予備校で開発された映像教材「 See-be 」を使った授業をしてみました。2月24日(土)の数理講座です。テーマは中1「火山と火成岩」、中2「いろいろな化学変化」。第2分野と第1分野ですから、生徒へのお披露目にはちょうど良かったでしょう。前日確認したところでは、北海道で導入を決めたところは他にはまだないようで、See-be の記念すべき「道内初演」となりました。

佐鳴予備校との正式な契約はまだ済んでいないので、神谷塾にあるのはまだ試供品なのですが、それでも内容は充実しています。最新版は3月に到着しますが、生徒には See-be のことはすでに伝えてありますから、早く見せなくては「ケチ」と言われかねません(笑)

私が上手く使いこなせるようになってから、などと言っているといつまでたっても始められないし、どのみち最初から上手くなどやれっこないのですから、さっさと始めるべきでしょう。こういうとき、せっかちな性格はプラスに働きますね。
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