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神谷塾的勉強と受験と子どもの教育
札幌で学習塾を営む神谷が、日々生徒と接しながら考えたことをつづります。  おすすめの勉強法や高校・大学受験、教育全般に関する話題を書いていきます。  ★コメントには必ずお返事します★

プロフィール

神谷英樹

Author:神谷英樹
1962年、愛知県知多郡に生まれる。
1981年、愛知県立半田高校を卒業。
1983年、予定外の2年の浪人生活を終えて北海道大学に入学。
1988年、北海道大学理学部地球物理学科を卒業、地質コンサルタント会社に入社。浦和市(当時)にあった研究所に勤務。
1995年、どうしても北海道に戻りたくなってその会社を退職。札幌市内の学習塾で講師の職を得る。
2001年、独立開業。屋号を神谷塾とする。
家族は妻と大型犬1頭。息子2人は東京と名古屋に在住。趣味は物理と化学と野球とギターとベース。



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フキノトウ

札幌に遅い春が来ました。私の自宅の周辺(標高80mくらい)ではあちこちにフキノトウが顔を出しています。すでにニョキニョキと育っているのもあります。しばらくすると、あたり一面がフキのジャングルになります。



Wikipediaからちょっと抜粋・拝借しますと…

フキ
 キク科フキ属の多年草。
 日本原産で、北海道・本州・四国・九州・沖縄に分布している。北は樺太から、朝鮮半島・中国でも見られる。山では沢や斜面、河川の中洲や川岸、林の際などで多く見られる。郊外でも河川の土手や用水路の周辺に見られ、水が豊富で風があまり強くない土地を好み繁殖する。近縁種は旧世界に広く分布し、ハーブとして利用される。また、幻覚作用の報告されている種もある。
 北海道・足寄町の螺湾川(らわんがわ)に沿って自生するラワンブキは高さ2~3mに達し、北海道遺産に指定されている。かつては高さ4mに及ぶものもあり、馬に乗ったままその下をくぐることもできたという。
 茎は地上には伸びず、地中で地下茎(生姜やアヤメのような根塊)となり横に伸びる。地下茎が地表に剥き出しになると光合成のため緑色に変色する。このため、ワサビと間違われて誤食される例があるが、地下茎は有毒のため注意が必要である。
 早春、葉の伸出より先に花茎が伸び出す。これを蕗の薹(フキノトウ)とよんでいる。雌雄異花であり、雌花は受粉後、花茎を伸ばしタンポポのような綿毛をつけた種子を飛ばす。開花時の草丈は5~10cmだが、結実時の草丈は80cmになるものもある。
(引用ここまで)

テンプラにするとイケルと聞きますが、うちの近所に生えているやつは何がふりかかっているか知れたものではないので、食べようと思ったことはありません(笑)


『もやしもん』

石川雅之『もやしもん』1~8巻(講談社)をやっと読みました。漫画全般は映画と同等以上に好きですし、この作品の存在を知ってからずっと気になっていたのに、今になってようやく、です。古本屋で見つけたら買って読むんだ~と呑気に構えていたら、全然ないんですよね。持ってる人は手放さないということでしょうか。

moyasimon7

ある日やっと1巻を見つけて買って読んだら、これが大層面白かった。物語も面白いんですが、菌類について俄然興味が湧き、のめり込みました。欄外の注が充実していて、それをきっちり読もうとするものだから1冊読むのにすごく時間がかかります(笑)

続けて妻がやはり古本屋で2・3巻を見つけて購入してきましたが、それきり見つかりません。ならば、とネット書店で探したら安いのがちゃんとあり、送料と合わせても古本屋に足を運ぶのとそんなに変わらない値段で4~8巻も手に入りました。早くそうすればよかった。(アホだな~)

読んでいて飽きないのは登場人物たちがいいからというのもあるでしょうね(※1)。舞台となっている某農大には可愛い女子学生も、昔はよくいたお馬鹿な男子学生も大勢いて、何やら懐かしささえ覚えます。その一方で菌類や発酵・醸造に関する深~い語り。農学に向けられる教授や学生の真摯な姿勢とパワーには圧倒されます。

この本の影響で、農学部とか農大というのもいいな~と思い始めているこのごろです。ここに描かれている素朴で充実した大学の様子というものを見てもらうのもいいだろうと思いまして、自宅用とは別に塾の書棚にワンセット置くことにしました(※2)。これもネット書店でまとめ買いしたものです。物語のかなりの部分がサケ関係なのが小中高生にはちょっとアレかなとも思いますが、学問とは例えばこんなあり方をするんだという見方をしてもらえればいい。それよりも何よりも、物語が面白いだけでも十分に価値はあります。

※1 私は樹(いつき)教授の語りがとても好きですし、学生を導くというのはこういうことなのかと納得させられることも多い。ですが、それ以上に1年生の及川がダントツに好きですね~(笑)

※2 以前には三田紀房『ドラゴン桜』全21巻を、やはり自宅用のほかに塾にも置きました。



『ポケット図解 身のまわりで学ぶ生物のしくみ』

今日は本のご紹介です。
hyosi.jpg
Wisdom96 監修、青野裕幸・桑嶋幹 編著(秀和システム 税込1470円 )

スーパーマーケットに並ぶ野菜や魚、肉などいろいろな食材について考えながら、生物のしくみをやさしく解き明かします。全体は、第1章が「野菜・果物売り場をのぞいてみよう」で、以下第4章まで、魚売り場・肉売り場・その他の売り場という章立てになっています。私が目を引かれた項目をちょっと挙げてみましょう。

  野菜のからだはどの部分?--根、茎、葉、花、どこを食べているのか
  トウモロコシのヒゲは何?--粒の数とヒゲの数の関係
  銀杏は太古からの贈り物--イチョウの不思議な生殖方法
  サケの卵の名前は何?--筋子とイクラの違い
  砂肝って鳥にしかないの?--胃の中の石が歯の代わり
  「豚肉はよく火を通して」は正しいの?--豚肉と寄生虫
  ハラミ、サガリってどこの肉?--横隔膜のはたらき
  水田のイネは野生でも育つの?--人に都合のいい特徴をもつ栽培イネ

私は生物があまり得意ではないので、このように身近なところから導入してやさしく解説してくれる本はたいへんありがたいのです。北海道に住んでいながら筋子とイクラの違いを気にしていなかった私は、本書で不勉強を思い知らされました(笑)。また、ハラミとサガリはどちらが横隔膜で、もうひとつはどこだっけ…とずっと気になっていましたが、どちらも横隔膜でした(笑)。

本書は中学生の知識があれば十分読んでいけますので、中学生の方やそのご両親に特にお勧めしたいですね。たとえば野菜・果物の章を読んでいくと、中学理科で植物について学ぶ内容がたくさん出てきます。実は、当然といえば当然のことなんですが、ふだん食べている野菜や果物はもちろん「植物」で、理科の学習内容と別の世界のものではありません。それなのに、「野菜や果物にもあてはまることを理科で勉強している」ということをふだん意識できずにいて、そのために自分の目や手(それに歯)で実地に学ぶ機会をみすみす失っているお子さんが、少なからずいるように思います。学習内容と生活との“断絶”とでも言いましょうか。

編著者の青野さん・桑嶋さんは『新しい科学の教科書』の執筆陣で、青野さんは北海道の公立中学校の理科の先生です。青野さんのお話では、ふだん授業で話している内容も盛り込んで、内容を精選のうえ、中学生にも読めるようにと考えながら書かれたとのことです。

「Wisdom96」は,青野さんらが中心になって1996年に立ち上げた,北海道の教員を中心とした理科のサークルです。理科に関係するいろいろな話題や資料が
  http://wisdom96.com/
にありますので,一度訪訪れてみてはいかがでしょうか。

不誠実な教科書:たとえば植物の分類

中学1年のお子さんで、理科の学習が第2分野から始まった方は、そろそろ「植物」の単元が終わるころでしょうか。

その中で種子植物の分類をやります。種子植物は裸子植物と被子植物に分かれ、被子植物は単子葉類と双子葉類に分かれます。

■種子植物=花が咲き、種子ができる。多くは種子でふえる。
 ●裸子植物=花に子房がなく、胚珠がむきだしになっている。マツ・イチョウなど
 ●被子植物=花に子房があり、その中に胚珠が包まれている。
   ◆単子葉類=子葉が1枚。葉脈は互いに平行。根はひげ根。イネ科やユリ科など。
   ◆双子葉類=子葉が2枚。葉脈は網目状。根は主根と側根とからなる。

さらに、双子葉類は…とくるのですが、ここが問題です。学校の教科書には「離弁花類と合弁花類に分かれる」とあるのですが、この表現には注意が必要です。双子葉類の中に、離弁花・合弁花というものがあるのは事実で(単子葉類にはこのような言い方をしません)、

     ★離弁花=花びらが1枚1枚離れているもの。サクラのようなやつ。
     ★合弁花=花びらが合わさっているもの。アサガオのようななつ。

というものですが、「離弁花類=離弁花をもつグループ、合弁花類=合弁花をもつグループ」ではないのです。ここのところが、教科書にはきちんと記載されていません。
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テーマ:理科の学習 - ジャンル:学校・教育