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神谷塾的勉強と受験と子どもの教育
札幌で学習塾を営む神谷が、日々生徒と接しながら考えたことをつづります。  おすすめの勉強法や高校・大学受験、教育全般に関する話題を書いていきます。  ★コメントには必ずお返事します★

プロフィール

神谷英樹

Author:神谷英樹
1962年、愛知県知多郡に生まれる。
1981年、愛知県立半田高校を卒業。
1983年、予定外の2年の浪人生活を終えて北海道大学に入学。
1988年、北海道大学理学部地球物理学科を卒業、地質コンサルタント会社に入社。浦和市(当時)にあった研究所に勤務。
1995年、どうしても北海道に戻りたくなってその会社を退職。札幌市内の学習塾で講師の職を得る。
2001年、独立開業。屋号を神谷塾とする。
家族は妻と大型犬1頭。息子2人は東京と大津に在住。趣味は物理と化学と野球とギターとベース。



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洋楽のすすめ(36) PAUL McCARTNEY : HERE TODAY

(2020年10月19日発行の『神谷塾だより』に掲載したものに加筆しました)



ジョン=レノン没後40年に寄せてもう一曲。P. マッカートニーの作品で、1982年(ジョン死去の2年後)のアルバム『タッグ・オブ・ウォー』に収録されている。

「あまりにも身近なことだから、ジョンのことは歌にしないと思っていた。なのにふと気がついたら、ギターを持って曲を作っていた」と本人。「彼に言えずにいたことをすべて託そうとして」書いたということである。じっさい、2人の間でしか通じない言葉がそのまま歌詞になったかのような箇所もあり(What about…で始まる2つのパラグラフなど)、意味を細かく取ろうとするのは野暮というものかも知れない。

(以下は山本安見氏の対訳を参考にしました)

And if I say I really knew you well
What would your answer be?
If you were here today
Ooh, ooh, ooh, here today

君のことをよく知ってると言ったら
君は何と答えるだろう
もしも今ここに君がいたら
今 ここに

Well, knowing you
You'd probably laugh and say
That we were worlds apart
If you were here today
Ooh, ooh, ooh, here today

そう 君のことだから
たぶん笑ってこう言うだろう
僕らは全く別世界の住人だ と
もしも今ここに君がいたら
今 ここに

But as for me
I still remember how it was before
And I am holding back the tears no more
Ooh, ooh, ooh, I love you, ooh

だけど 僕はどうかと言えば
昔のことを今もよく憶えている
もう涙を堪えるのはやめたんだ
君を愛してる

What about the time we met?
Well, I suppose that you could say
That we were playing hard to get
Didn't understand a thing
But we could always sing

初めて会った頃はどうだったろう
君はこう言うのじゃないかな
僕らはがむしゃらにプレイしてた
何もわかっちゃいなかったけれど
いつだって歌うことはできた

What about the night we cried?
Because there wasn't any reason left to keep it all inside
Never understood a word
But you were always there with a smile

一緒に泣いた夜もあったっけ
心に秘めておく理由なんて何ひとつなかったのだから
ただのひと言も理解できなかったけれど
君はいつも笑みを浮かべてそこにいた

And if I say I really loved you and was glad you came along
Then you were here today
Ooh, ooh, ooh, for you were in my song
Ooh, ooh, ooh, here today

君を心から愛していた 一緒にやれて嬉しかった と言ったら
そして今ここに君がいたら (君が何と言うか、わかる気がする)
君は僕の歌の中にいたのだから

if +過去形(+ would ~)は仮定法過去。現在の事実に反する仮定を表す。
knowing は分詞構文という用法で、ここでは理由を表す。「僕は君のことをこのように知っているから」といった意味。
world は非常に大きな量。 worlds apart で「(考えなどの点で)非常にかけ離れて」。
as for …で「…について言えば」。
hold back は「(感情などを)抑える」。 no more は「これ以上は~しない」。
to get は play hard の目的で「栄光か何か?を手にするため」であろうか。 play hard to get には「(主に女性が、相手の気を惹くため)わざと冷たくする」という意味があるのだが、どう考えてもここでは違う。
come along は「(…と)一緒に来る・行く」。
for は接続詞。理由を表す。

上記アルバムでは弦楽四重奏を加えたアレンジになっている(たとえばこちら)。ライブではギター弾き語りをするのが通例のようである(たとえばこちら)。



洋楽のすすめ(35) JOHN LENNON : WOMAN

(2020年6月8日発行の『神谷塾だより』に掲載したものに加筆しました)

John

今年はジョン=レノン没後40周年・生誕80周年に当たる。邦題「ウーマン」は1980年11月発売のアルバム『ダブル=ファンタジー』に収録の楽曲で、レノンが凶弾に倒れたのは翌12月であった。当時40歳。自分がその年齢をはるかに通り過ぎてみると、その若さがひたすら痛ましく思える。

作詞・作曲はレノン。表題通り世の女性たちに向けたものだが、直接には妻・小野洋子に宛てたラブソングである。後半では「男はいつまでも幼い」「悲しませるつもりはなかった」などと言っているので、己れの過去の不甲斐なさを詫びている所もあるような。

なお、たびたび書いているがwomanの発音はウマン。この語は歌の中では女性への呼びかけになっている。

For the other half of the sky

(女性たちが見る)空の半分のために

Woman, I can hardly express
My mixed emotions at my thoughtlessness
After all I'm forever in your debt
And woman, I will try to express
My inner feelings and thankfulness
For showing me the meaning of success 

ねえ うまく表現できそうもないけど 僕の複雑な感情を 軽々しくは
だって 僕は君のおかげで生きていられるんだから 永遠に
ねえ それでもなんとか表現してみるよ 僕の内にある愛情と
成功の本当の意味を教えてくれたことへの感謝の念を

Woman, I know you understand
The little child inside of the man
Please remember my life is in your hands
And woman, hold me close to your heart
However distant don't keep us apart
After all it is written in the stars

ねえ わかるよね 男の中には幼い子どもがいる
忘れないでほしい 僕の人生は君の手の中にある
ねえ 抱き寄せておくれ 君の心にぴったりと
どんなに遠く隔たっても 僕らの心を離さないで
だって それは遠い昔から決まっていることだから

Woman, please let me explain
I never meant to cause you sorrow or pain
So let me tell you again and again and again
I love you now and forever

ねえ 説明させてほしい 君に悲しみや痛みを与える気などなかった
だから何度でも説明させてほしい
愛しているよ 今も いつまでも

hardly は can に伴って「ほとんど~ない」。
thoughtlessness は「不注意,軽率」。(そんな熟語はないのだろうが) at (人)'s thoughtlessness で「不注意にも」「軽々しく」といった意味であろうと解釈した。
after all は「そもそも」「なにしろ」。 debt は「借金」または「恩義」。
for 以下は前行の thankfulness に係る。
however は「どんなに…でも」。 distant の後に we may be を補う。
it 以下を直訳すると「それは星々の間に書かれている」。自然の摂理として、自分たちが生まれる前から、自分たちが生まれる前から決まっていたことだ、という意味であろう。
cause (人) (事) で「(人)に(事)をもたらす」。

演奏(音だけ)はたとえばこちらに。レノン本人の演奏の動画は見つからない。



洋楽のすすめ(34) NAT KING COLE : SMILE

(2020年5月9日発行の『神谷塾だより』に掲載したものに加筆しました)





チャールズ=チャップリン監督・脚本・主演の『モダン=タイムス』という映画がある(写真下)。製作は1936年、音楽付き無声映画で、美しい主題曲もチャップリン作曲のもの(器楽のみ)。後に J. ターナー と J. パーソンズ が詞を書き、タイトルを「スマイル」として、ナット=キング=コールが歌って1954年に大ヒットした。 N. K. コール(1919-65)はアメリカのジャズ歌手・ピアニスト。

「スマイル」は J. ガーランドや M. ジャクソンら多くの人にカヴァーされ、最近ではレディー=ガガが自宅で歌った動画を配信している。(J. ガーランドは本欄第27回「虹の彼方に」の歌手)

N. K. コールの演奏はたとえばこちらに。レディー=ガガの演奏はたとえばこちらに。

Smile, though your heart is aching
Smile, even though it's breaking
When there are clouds in the sky, you'll get by

笑ってごらん 心が痛むときも
笑ってごらん 心が折れそうでも
空が雲に覆われていても
君ならなんとかやっていけるから

If you smile through your fear and sorrow
Smile and maybe tomorrow
You'll see the sun come shining through for you

恐れや悲しみの中にあるときも
笑っていれば きっと明日は
雲間から太陽が現れ輝くのが見えるだろう

Light up your face with gladness
Hide every trace of sadness
Although a tear may be ever so near

その顔を喜びで輝かせ
悲しみの跡を隠してごらん
涙がまたこみ上げてくるとしても

That's the time you must keep on trying
Smile, what's the use of crying
You'll find that life is still worthwhile
If you just smile

いま諦めてはいけない
笑ってごらん
泣いたって何にもならないじゃないか
人生はまだ生きる価値があるとわかるよ
ただ笑ってさえいれば

even though (=even if) は「たとえ…でも」。 it は前行の your heart 。
when の節は前行からの流れで「たとえ…の時も」と解釈した。
Smile and は前行の意味の反復になっている。
keep on ~ing で「~し続ける」。直訳すると「頑張り続けなくてはならない時だ」。
what's the use of ~ing? で「~して何の役にたつのか」。
worthwhile は「時間・金・労力をかけるだけの価値(やりがい)がある」。
 例: This movie is worthwhile. 「この映画は観る価値がある」



洋楽のすすめ(33) THE BEATLES:WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS

(2020年2月12日発行の『神谷塾だより』に掲載したものに加筆しました)



演奏の模様はたとえばこちらに。

本欄でのビートルズの7曲目。1967年のアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」に収録されている。作詞・作曲はポール=マッカートニー&ジョン=レノン(主にポール)だが、リードヴォーカルはリンゴ=スターである。

リンゴは職人気質のドラマーで,他のメンバーほどヴォーカル指向ではない。それでもアルバム1枚につき1曲くらい、ジョンとポールがリンゴのために曲を書いた。代表的なのが今回の「ウィズ・ア…」だ。

最初の1行()だけ先に解説したい。< if …過去形… would +動詞の原形…>という形は仮定法過去という。(いくつかの用法のうち)ここでは「現在または未来についての仮定」を表すのだが、「そういうことはまずありえないが」という話し手の気持ちを含むことが多いのだ。つまり、「僕が調子を外して歌ったら」という文句には「調子を外したりは決してしないけどね」というニュアンスが含まれているわけである。さて、実はリンゴの歌がしばしば「調子っぱずれ」になるのは本人も他のメンバーもファンも承知だ。そのリンゴが歌の冒頭で堂々とこういうことを言うのだから楽しいではないか。

第3のフレーズ以下の( )の部分はリンゴ以外のメンバーが歌い、リンゴと問答する形になっている。やや調子っぱずれではあるものの、リンゴの素朴で穏やかな人柄が表れた心地よい歌である。

What would you think if I sang out of tune
Would you stand up and walk out on me
Lend me your ears and I'll sing you a song
And I'll try not to sing out of key

僕が調子を外して歌ったら 君はどう思うかな
立ち上がり 僕を見捨てて行ってしまうかい
少し耳を貸してくれたら 歌ってあげる
調子を外さないよう 努めるから

Oh, I get by with a little help from my friends
Mm, I get high with a little help from my friends
Mm, I'm gonna try with a little help from my friends

友達のちょっとした助けがあれば うまくやれる
友達のちょっとした助けがあれば 気分が高まる
友達のちょっとした助けがあれば やる気が出てくるんだ

What do I do when my love is away
(Does it worry you to be alone)
How do I feel by the end of the day
(Are you sad because you're on your own)

恋人がどこかへ行ってしまったら どうしよう
(独りぼっちになるのは心配かい?)
一日の終わりまで どんな気持ちでいるだろう
(独りでいるのは悲しいかい?)

(Do you need anybody)
I need somebody to love
(Could it be anybody)
I want somebody to love

(誰かが必要かい?)
そう 僕は恋人が欲しい
(それは誰でもいいの?)
愛せる誰かが欲しいんだ

(Would you believe in a love at first sight)
Yes, I'm certain that it happens all the time
(What do you see when you turn out the light)
I can't tell you, but I know it's mine

(一目惚れを信じますか?)
信じますとも そんなことしょっちゅうですよ
(灯りを消したとき君には何が見える?)
他人には言えないけど それはきっと僕の大切なものさ

try not to ~ で「~しないように努める」。 to ~ を否定するときは to の前に not を置く。
get by ( with … ) で「(…によって)どうにかうまく行く」。
I'm gonna ~ は I'm going to ~ の口語。学校の英語では遣わないこと。
it は後の to be alone を指す。 worry は他動詞で「…を心配させる」。
on one's own = alone 。「独りぼっちで」。
believe in … は、ここでは「…の存在を信じる」。
be certain that … は「…と確信している」。



マクドナルドのBGM

マクドナルドの札幌西町店を時々利用します。そこで最近耳に入ってくる BGM がとても心地よいので,同社の HP で問い合わせてプレイリストを送ってもらいました。いい曲が多いのでここでも紹介しておきます。YouTube で視聴できるものには URL をつけました。

McDonald's music compiled by usen
2019年11月27日(水)~2019年12月17日(火) 選曲リスト
Morning 5:00am~11:00am

Time/Title/Artist

0:00:00/Little Boy/Vance Joy
https://www.youtube.com/watch?v=KeWmF-QHDtg

0:03:22/Christmas All Over Again/Puss N Boots
https://www.youtube.com/watch?v=Q5oYWjlcz8A

0:07:16/Wishes And Stars/Harper Simon
https://www.youtube.com/watch?v=d82Dz1DW2BM

0:10:17/On Christmas Morning(Feat. SK Office Choir)/Benny Sings & Clara Hill
https://www.youtube.com/watch?v=LeQJT7NRbjI

0:13:34/Si C'est La Vie/Berry
https://www.youtube.com/watch?v=XoZHDj8dZWs

0:17:26/Happy Christmas/The Real Group

0:21:16/Dream Girl/Anna Of The North
https://www.youtube.com/watch?v=3b0HXEymmSI

0:23:48/Hark The Herald Angels Sing/Corrinne May
https://www.youtube.com/watch?v=TMEZW6bukWo

0:28:13/Write It In The Sky/Kina Grannis
https://www.youtube.com/watch?v=fQurc3V12qw

0:31:38/When You Sleep/Kenny Feinstein
https://www.youtube.com/watch?v=fpotzx9lYOE

0:35:48/Christmas/Rogue Wave
https://www.youtube.com/watch?v=HjF0Hiu1-CE

0:38:20/Safety Valve/Belle And Sebastian

0:41:18/Here Comes Santa Claus/Akiko
https://www.youtube.com/watch?v=-bLdna3z2G0&feature=youtu.be&autoplay=1

0:44:00/Rockin' Around The Christmas Tree/Brenda Lee
https://www.youtube.com/watch?v=is4NQkUN3AI

0:46:03/Ring In The Deep/Marte Royeng

0:50:06/The One You Say Goodnight To/Kina Grannis
https://www.youtube.com/watch?v=Ki1TC3ShlkI

0:52:43/My Two Front Teeth/Nat King Cole
https://www.youtube.com/watch?v=WglpQWP9v7s

0:55:14/Dear Believer/Edward Sharpe And The Magnetic Zeros
https://www.youtube.com/watch?v=QF8lhoHr6mU