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神谷塾的勉強と受験と子どもの教育
札幌で学習塾を営む神谷が、日々生徒と接しながら考えたことをつづります。  おすすめの勉強法や高校・大学受験、教育全般に関する話題を書いていきます。  ★コメントには必ずお返事します★

プロフィール

神谷英樹

Author:神谷英樹
1962年、愛知県知多郡に生まれる。
1981年、愛知県立半田高校を卒業。
1983年、予定外の2年の浪人生活を終えて北海道大学に入学。
1988年、北海道大学理学部地球物理学科を卒業、地質コンサルタント会社に入社。浦和市(当時)にあった研究所に勤務。
1995年、どうしても北海道に戻りたくなってその会社を退職。札幌市内の学習塾で講師の職を得る。
2001年、独立開業。屋号を神谷塾とする。
家族は妻と大型犬1頭。息子2人は東京在住。趣味は物理と化学と野球とギターとベース。



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週刊あれこれ(2019.7.15~7.21)

某日 夏期講習が始まってしまう前にと思い,床屋へ行く。坊主頭なので半年くらい刈らなくてもいいくらいだが,伸びてくると髪の存在が煩わしくなるので3か月に1回くらいは行く。塾を琴似に開業したころからの行きつけの店で,「いつもので」と言えばあとは爆睡していても綺麗に仕上がるのでありがたい。

7月20日(土)午前 中3夏期講習の初日。中学はまだ学期中だが,8月11日の道コンまでに授業を16回持ちたいのと,日曜はできるだけ休みにしたいため,例年この週末に2日入れている。日程としてはイレギュラーな感じがしなくもないので,生徒がちゃんと来るか結構心配するが,受講生全員5分前までに集まった。
 1日3教科。数学は毎日,英語と国語は1日交代,理科と社会は2日ずつ交代で進める。この日は数学・英語・理科。英語で少し喋りすぎて,予定を5分超過して終了。

7月20日(土)夕刻 理科講座の第11回。夏休み前としては最終。中1「身近な生物の観察」「葉のつくりと光合成」と中2「酸化と還元」「化学変化と熱」。ここまで教えてあると余裕をもって2学期を迎えられるうえ,夏期講習中の理科もやりやすい。

7月21日(日)午前 中3夏期講習の第2日。この日は数学・国語・理科。前日に続けて5分超過。210分の授業(ほぼ休みなし)で5分の超過ということは,本来なら予定時間内に終えられる範囲なのだが,「今がちょうど喋るにはいいタイミングだ」と感じるネタが不意にこみ上げてくることがあり,そのタイミングを逸するのが惜しくて喋りを優先すると,そういう話のほうがノリが良くて5分経ったりするわけである。そんなことが210分の中で数回あるので,逆に言えば5分超過で済んでいるのは大したものかも知れない。なお,ひとりで全部やっているので教科間の時間配分は自由自在である。



週刊あれこれ(2019.7.8~7.14)

某日 中3夏期講習の社会で新規に使う教材の研究。演習問題が軽いので解説とまとめをじっくりできそうである。昔のノートの見直しと配付資料の整備をする。

某日 佐藤優『獄中記』(岩波現代文庫,2009)を読了。「微罪容疑によって逮捕,接見禁止のまま512日間勾留された異能の外交官は,拘置所のカフカ的不条理の中で,いかなる思索を紡いでいたのか。哲学的・神学的問いを通して難題に取り組んだ獄中ノート62冊」(カバー裏の紹介文より)。以前読んでいた伊藤潤二氏の漫画『憂国のラスプーチン』の原作にあたるもの。拘置所での生活というものへの興味も手伝って昨年秋ごろに読み始めたが,日記や書簡の部分だけでも400ページ超え,しかも内容が濃厚なのでなかなか捗らなかった。付録の論文「冷戦後の北方領土交渉は,日本外交にどのような意味をもったか」は熟読する価値がある。独房の「所内生活の心得」も貴重。

某日 白井聡『国体論』(集英社新書,2018)を読了。「明治維新から現代に至るまで,日本社会の基軸となってきたものは『国体』である」「『戦後の国体』とは,天皇制というピラミッドの頂点に,アメリカを鎮座させたものなのだ」(カバー裏の紹介文より)。戦後から現在までの日本社会の有り様の不可解さ・いかがわしさの正体が見えてくる。現政権への舌鋒鋭い批判も痛快。前著『永続敗戦論』(2013)も再読したい。

某日 参議院議員選挙の期日前投票に行く。選挙区も比例代表も「これは」という候補者が見当たらない。死票とならないよう,かつ「よりマシな地獄」(畠山理仁氏)となるよう,政党で判断する。

7月13日(土) 理科講座の第10回。中2「化合・酸化・燃焼」と中3「等速直線運動」「力の合成と分解」。中3は力学分野の基本中の基本。本講と次回の「等加速度直線運動」をきちんと理解して,中学内容はもちろん,高校の「物理基礎」や「物理」でも順調に学んでいってもらいたい。



週刊あれこれ(2019.7.1~7.7)

某日 中3夏期講習の課題表をつくる。全部で16日間,どの日にテキストの何ページを取り上げるかを示して,授業に間に合うように予習してもらう(中3生らと私の間では「ノルマ表」と呼んでいる)。例年,前年の実際を踏まえて微調整するだけで済む作業だが,今年は社会の教材を変えたので社会だけは計画をイチから立て直す。

某日 中3夏期講習の英作文教材を書く。毎日3時間半の枠で3教科やる中,内容によっては時間が余ることがある。以前は歴史のまとめなどをやっていたのだが,昨年からより実用的に英作文の演習をすることにした。昨年の教材は講習中余裕のない中でつくったもので不備が多かった。それを講習開始前までに整備する予定。

某日 ある私立高校の説明会へ。ここには普通科で3コースあるのだが,全体に合格レベルが上昇,来年は合格基準を上げなくてはならないという。また,3番手のコースにも高学力の生徒が増えたため国公立大を十分狙える指導内容にしていくとのことであった。この3番手のコースは従来「滑り止め」という位置づけだったはずだが,入試レベルが上がり,指導内容も変わって,その感覚が薄れていくのは結構なことである。

某日 労働保険料の申告・納付のため北海道労働局へ。学生アルバイトが数名いるだけ,雇用保険はなく労災保険のみなので書類作成は至って簡単。手続きは最寄りの郵便局で全部済むのだが,書類の出来に100%の自信があるわけではないのと,たまに役所の空気を吸ってみるのもいいと思い,毎年足を運ぶ。

7月6日(土) 理科講座の第9回。中1「花のつくりとはたらき」「身近な生物の観察」と中2「元素記号・化学式・化学反応式」「いろいろな化学変化(1)分解」。
 中1は化学分野を終えて生物分野へ。植物は光合成・呼吸・蒸散といった活動とからだのつくり,それに分類がからんでくるので,簡単そうに思えて意外に教えづらいところ。「これは小5で勉強したことなんだけど」とか「これは次回詳しく話します」とか断りを入れながら,話の筋を見失わないように気をつけて進める。
 中2は生物分野を終えて化学分野へ。教科書では分解から始まるが,本講座ではまず元素記号と化学式・化学反応式,さらに「単体と化合物」「分子をつくる/つくらない」という,化学分野の文法にあたるものを一通り手ほどきし,続けて,化学反応式をきっちり示しながら分解・化合・酸化還元と進めていく。場合によっては中3配当のイオンの話も混ぜる。生徒には中2で足腰を鍛えて,中3化学,さらに高校化学も首尾良く勉強していってもらいたいと切に思う。



週刊あれこれ(2019.6.17~6.23)

通勤路の中央分離帯に植わっているラベンダーが花盛りで美しい。

某日×2 中1生たちが中学入学後初めての定期試験を終えたので,成績が出たところでご父母と進学相談会。道コンの後の相談会と同じく,各ご家庭に約1時間ずつ。5教科の問題と答案を見せてもらい,誤答の分析をし,良かった点・反省点を抽出して今後に活かす。

某日 コメダ珈琲店二十四軒店へ。先日『水底の歌』をやっと読了したので,中断していた本を再開。白井聡『国体論』(集英社新書),アインシュタイン/内山龍雄訳・解説『相対性理論』(岩波文庫),榊原英資『君たちは何のために学ぶのか』(文春文庫)を並べて読む。

某日 小型の手提げを押入から引っ張り出して携行することにし,コンビニでレジ袋をもらうのをやめる。これまでもらったのは犬散歩のときのゴミ袋に重宝していたのだが,今後は安いPE袋を使えばいいだけのことである。

6月22日(土) 理科講座の第7回。中2「動物の分類」「生物の進化」と中3「酸とアルカリ」。中2分は昨年まで不足気味だった演習問題を補った。「動物の分類」では「軟体動物」,「生物の進化」では「脊椎動物の類縁関係」と「生きている化石」。

6月23日(日) 夕食当番。例によってカレーになりそうな案配だったが,TVCMで見て気になっていた「完熟トマトのハヤシライスソース」をスーパーの売り場で見つけてハヤシライスに変更。トマトの酸味が効いていて,初夏の日曜に相応しい爽やかなハヤシライス。お勧めです。



週刊あれこれ(2019.6.10~6.16)

某日 高校世界史のメンテナンス。この日は「宗教改革」。中学歴史でも触れるところなので細部まできちんと押さえておきたい。

某日 養老孟司『バカの壁』(新潮新書,2003)を再読。「個性」についての論考をなぞってみたかったためである。

某日 梅原猛『水底の歌』(集英社,1973)をやっと読了。「飛鳥時代の歌聖・柿本人麿は女帝・持統天皇によって流罪に処せられ刑死したとして,柿本人麿の和歌を,恋歌や挽歌を中心に悲劇的に見直す新しい解釈を示した」(Wikipediaより)。中学国語では「東の野に炎の立つ見えてかへり見すれば月傾きぬ」が馴染み深いが,もっと知っておくべき歌が多々ある。生前は大詩人であったこと,死後は神に等しい扱いであったことを知り,歌聖と呼ばれる理由もよく飲み込めたものである。いつか再読しよう。

某日 朝野球の練習。全員サードに並んで炎のノックを受けているとき,グローブ(左手)だけ出せばいいものを,悪い癖でつい添えた右手の親指にボールが当たった。幸い突き指で済んだが,右手が使えないのでその後はほとんど球拾いをしていた。帰宅後湿布をするも痛みはなかなか引かず,キーボードは打てるがペンを持つには不自由があり,それでずっとパソコン仕事をしていた。2日ほどで普通に字が書けるようになった。

6月11日(水) 道コン事務局のセミナーへ。2019年度の北海道公立高校入試についての興味深いデータをいろいろもらってきた。

6月15日(土) 中高生の定期テストがほぼ終了。いつもは15時から個別指導をしているが,この日は生徒が来そうにないうえ理科講座も休講にしてあるので,思い立って休業にして溜まっていた事務仕事を片付ける。夜は妻と自宅そばの創作料理屋に出かけ,試験対策の打ち上げを兼ねた呑み会。